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芦田愛菜主演『明日ママがいない』賛否両論 [ドラマ]

現在話題沸騰中の芦田愛菜主演のドラマ「明日ママがいない」です。

第一話が放送されて熊本の病院からクレームが有って、その内容に対して非常に問題を呼んでおります。
TVでも題材にされているので詳細まで記事に書きませんが(何の為の記事だ・・・)、今回驚いているのは、この題材に対する反響です。

病院側や里親会の意見、ドラマを制作した意図や表現方法…等々、反対意見も賛成意見も有る状況です。
この内容を取り上げている記事に関して皆さんそれぞれの意見を書いているのですが、誠に優柔不断ながら(いや不本意ながらの表現が合っているのだろうか?)、どちらの意見も一理あるなと感じる部分です。


このドラマを反対される人の意見とは

・フィクションドラマであるが事実と余りにも食い違い、誤解を招く。
・見る事により現実世界の児童施設にいる子供達が傷つく。
・その子供達がいじめの対処にされたり、自殺に発展する危険性がある。
・描写が極端、大袈裟であり不快に思う人がいる。
・題材に関係する人々への配慮が足りないのでは無いか。

的な内容が見受けられました。


一方、ドラマ継続はもちろん、内容修正必要なしの肯定派の意見は

・所詮ドラマである。なぜそんなに騒ぐのか?
・過去にも問題提示したドラマがあったはず。この番組だけ特別叩かれるなのはなぜ?
・内容が面白いし、子役の演技も評価出来る、始まったばかりの番組に対して最終的な結果も出ていないのに何故批判するのだ?
・フィクションなんでも有りでは無いとしても、創作者の表現方法は自由では無いか。
・悲しい、かわいそうな表現、場面は有るが現実に起こっている問題を提示出来ており悪い事では無い。

と言った感じでしょうか。他にも意見があった気がしますが、私の記憶に残っているのはこんな感じです。



CMを自粛したスポンサーが発生

この内容も物議を醸しだしております。
スポンサー側としては、反対意見も出ているしドラマと一緒にイメージ落とすのも不味いからちょっと控えよう的な感じですね。スポンサーがCMを控えたと言う事でドラマ継続が難しいのでは無いか?と私素人的には感じたのですが、視聴者がみんなドラマに反対している訳では無いので難しい所です。

逆にそんなスポンサーに対し非難の声も出ているくらいです。
『スポンサーしているくらいなんだから最初から番組の内容を分かっていてやっているんじゃないのか!?』
『降りたスポンサーの商品は買わない・・』
ってな具合なので、CM控えれば視聴者から良いイメージもらえるかと言うとそう簡単じゃない様です。



ドラマって?

本当に沢山の書き込みが有ったので、改めて私が書かなくても良いんですけど、書きたかったのです。
確かにドラマってフィクションなんです。様は作り話なんですよ。だから現実にはいない人の話で有ったり、いたとしても大袈裟に描いたりするのは当然なんです。そこに意見が出たのは、やはり『ポスト』ってネーミングの使い方と思われます。赤ちゃんポストを設置しているのが一つの病院しか無く、施設が特定できるじゃないか!!って言う意見も最もです。
だからその施設に関連した人々が不愉快に思うって言うのも、嘘では無いですよね。でも、でも、でもこれはドラマなんですって。問題の無い平坦な人間模様ばかりのドラマばかりになったら全然面白くないんです。


ありがちな題材の記事なので、少し話は脱線しますが、私はその昔海外ドラマの「24」が大好きでした。
テロの脅威から国家を守る為に『テロ・カウンター・ユニット』通称CTUの破天荒な捜査官!?事ジャック・バウワーが大活躍するんです。凄い活躍です。しかもドラマは一日を描いているって設定なんですよ。
見ているこっちは一日とはとっても思えない内容でして、あらゆる展開と以外性と・・・。
ジャックは国家を守るのを最重要に考えていますから、その為には自分の犠牲はもちろんの事、多少の犠牲はOKと考えている傾向があります。もちろん人命は優先させる気持ちは持っているし家族も愛しています。
だから物の破損とかは国家の危機や大統領の命と比べれば全然、軽いと思ってます。

第1話と言うか第1章?ファーストシーズン?ま、最初の一日の話ですね。それはとっても面白かったんです。
人気のあったシリーズですから見た人が沢山おり、これも私が感想述べなくても良いんですが・・。
展開が面白くて、面白くてレンタルビデオだったら全然、途中で止める事が出来ない位に面白かった。
日本語吹き替えで見ると超ー最高でございました・・・。
でもね、そんな『24』もシーズン2,3,4・・とドンドン続編が出て、見てみると段々面白いの質が変わって行きました。カッコイイとか以外な展開とかだけじゃなくてジャックの行動、対応に笑えるんです。
極端過ぎて・・・・。
しかし私は作品を嫌いに成らなかった。ファンでしたね。
見ながら思ってましたよ、極端すぎるな!って。そこまでしなくても救えそう~とか。
なぜ疑問にも思わず許せたのか?
ドラマだから。

ただ刑事もの、サスペンスもの、アクションものだけのドラマで楽しいって感じただけじゃなかったです。
テロリストは絶対に賛成はしませんが、アメリカを敵視する国々や団体も自らを悪だなんて思っていないんだろうなって感じました。そしてアメリカも我々こそが正義だって思っているんだと思います。
戦争ってどちらも正しいって正当化しているんです。
たかがドラマ「24」でそう思いました。製作者は何を意図したかは解りません。
もしかしたら私の観点が思いっきりずれているのかも知れません。


まとめ

決して私には纏められない感じはしますが、病院側、関係する団体、そして実際にいま施設にいる子供達へはTV局側も配慮が足りなかった部分は有るのかも知れない。
しかしフィクションのドラマである。多くの意見が出ているとおり、物語はまだ始まったばかりであり、最終的にどんな事を伝えようとしているのか未だ不明である。意見はあるけど最後まで見ようでは無いか。
その為にはスポンサーのCMに対する名前出す出さないは自由だけどスポンサー活動はそのまま続けて頂きたい。そして真実の問題は赤ちゃんポストが機能している現実です。
活動をしている病院が悪い訳では無く、必要としている世の中が正しくないわけです。

ドラマに対しての意見は賛否両論ですが、その現実を意識させるきっかけを作ったのはこの
『明日ママがいない』では無いでしょうか?

本日はこのブログで一番長い記事でした。
ありがとうございました。


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